本作は現実には見ることのできない光が入るように撮影している。
目を細めると見える何かのように、少しずらすことで写り込む。
これを使い私の周りに存在する自然や物質の命に着目した。
光は水や木、土地や物など無機物を問わず、すべてのものの中にある生命のようなものを表している。
ただのモノとしてではなく、命あるモノとして捉えることで、それらの本質が形になる気がした。